東海さすらい旅日記【岐阜県飛騨市神岡】渓谷の廃線跡を自転車で行くガッタンゴー

 飛騨古川での講演翌日、飛騨市内の神岡地区をご案内いただいた。一番の楽しみは、かつての神岡鉄道の廃線跡を利用したアクティビティ「ガッタンゴー」。電動のマウンテンバイクに乗り、廃線跡の線路上を走る。2006年の神岡鉄道廃線の翌年から始まり、来年でかれこれ20年を経過する人気観光アイテム。

 コースは「渓谷コース」と「まちなかコース」の2コース。ずっと行きたいと思っていながら20年も経過していたとは。神岡は山に囲まれ、川が流れる自然の美しい地域。ならば、やはり「渓谷コース」を堪能したい。

 元駅舎であろうスタート地点に着くと、複数台の自転車が待ち受ける。行くまで仕組みを理解していなかったが、固定された2台のマウンテンバイクが乗った台車があり、そこに乗って線路上を走る。勝手に走っていいわけではなく、グループで一斉にスタートし、前後の間隔も保ちながら、折り返し地点に向かう。

 渓谷コースは、片道3.3km、往復6.6km。行きは若干の上りになるが、電動アシスト付きなのでなんなく走ることができる。線路の両側に広がる森を抜けると、山と川の渓谷美が広がる。途中、カメラマンが待ち受け、記念写真。初夏の風が気持ちいい。

 20分程度で折り返し地点に到着。折り返し地点のトンネル内で休憩し、スタート地点に戻る。

 帰りは、若干下りでもあり、一度経験した余裕もあり、行きよりも景色を堪能できた。ただ、一生懸命漕がないと後ろに追いつかれるため、それほどの余裕もないが、自転車を漕ぐということが主のアクティビティであり、それだけでも満足感はある。休憩を含んで往復1時間強の渓谷旅。廃線を活用したという今までにないアクティビティであり、未体験でもあり、貴重な体験となった。

 もうひとつの「まちなかコース」は2007年に誕生した元祖ガッタンゴー。こちらは体験せず、スタート地点の様子だけを見学。駅舎内には、かつての神岡鉄道の歴史を紹介するパネル等もあり、かつての鉄道が走っていた頃に思いを馳せる。次回、神岡へ行く機会があればこちらも堪能したい。

■ガッタンゴーの情報はこちら(今シーズンの運行は11月末まで)
https://rail-mtb.com

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

愛知県豊橋市生まれ。
出版社、シンクタンク勤務を経て、現在は一般社団法人ほの国東三河観光ビューローのマーケティングディレクター。旅人総研代表。愛知大学地域政策学部非常勤講師(観光まちづくり論)。
東海地方を中心に、地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。生まれ育った愛知県東三河に腰を据え、地元活性のために奔走する。また、旅人総研代表として、講演やフォトラベライター(旅するカメラマンライター)などの個人活動も実施。旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

目次