
「名作童話×地域クリエイター」が融合した体験型企画展として、半田赤レンガ建物で「新美南吉の言葉と風景2025」が開催中です。29歳の若さで亡くなった新美南吉が残した、優しくも鮮烈な言葉たちを、東海エリアの若手クリエイターたちの感性で表現。展示作品の鑑賞だけでなく、16種類のワークショップや、新美南吉記念館と連動した謎解き街歩きなど、夏休みの思い出作りにぴったりの体験型企画が楽しめます。
若手クリエイターが紡ぐ、新美南吉の言葉と風景

新美南吉の生誕日にあたる7月30日から始まったこの企画展では、10名の東海エリアの若手クリエイターによる作品を展示。南吉の瑞々しい感性を現代のアーティストたちが見つめ直し、新たな表現として昇華させた作品群を楽しむことができます。
【展⽰作品 10名の作家⼀覧(⼀部抜粋/五⼗⾳順)】
・石川真衣(Mai Ishikawa)
・稲葉天佑(Tenyuu Inaba)
・太田晶(Show Ota)
・坂田健一(Kenichi Sakata)
・白澤真生(Masao Shirasawa)drawrope
・つちやみさ(Misa Tsuchiya)
・ひろせまな(Mana Hirose)
・細井章世(Akiyo Hosoi)
・みやしろさき(Saki Miyashiro)space hoku
・もりもとりんな(Rinna Morimoto)
会場では、スイーツ好きの南吉が食べていた和菓子や、彼が暮らした時代の半田の写真、さらに貴重な直筆原稿の展示も。施設内カフェでは特別メニューも提供され、五感で南吉の言葉と故郷を味わうことができます。
夏休み限定!16種類のワークショップ
8月は、親子で楽しめる多彩なワークショップを開催。「眼差しを照らす:サイアノタイプに浮かぶ風景」「和紙ペーパークラフト きつねを作ろう!」「ごんアートWS」「みんなのランプ」など、約16種類のプログラムが用意されています。南吉の世界観を、創作活動を通して体験できる特別な機会です。
【8⽉実施/注⽬の体験ワークショップ PICK UP】
・眼差しを照らす:サイアノタイプに浮かぶ風景
・和紙ペーパークラフト きつねを作ろう!
・握って作ろう!やきもの動物
・ごんアートWS
・べんがら染め ごんの型染め
・サラダボウルを作ろう
・”結ぶ”ハンドクラフトに挑戦!マクラメハンドストラップWS
・絵のような時計を作ろう
・みんなのランプ
※予約は公式サイト(https://gonnookurimono.stores.jp/)にて受付中です。






探偵ごんと一緒に謎解き街歩き

「なぞときNANKICHI”THE WORD”」では、新美南吉記念館と半田赤レンガ建物を巡りながら、南吉の残した「言葉」を探す謎解きに挑戦できます。各施設で3問ずつ、計6問の謎を解きながら街歩きを楽しめる体験型企画です。スタート・ゴールはどちらの施設からでもOKで、謎を解くと「ごほうび」がもらえます。
■「なぞときNANKICHI”THE WORD”」
開催期間:開催中〜10/13(⽉・祝)
場 所:新美南吉記念館・半⽥⾚レンガ建物
参 加 費:500円
ル ー ル:新美南吉記念館(3問)と半⽥⾚レンガ建物(3問)の 2つの施設を巡って謎を解いていきます。スタート・ゴールはどちらの施設でもOKです。謎を解いて「ごほうび」をもらおう!
近代産業遺産で味わう、南吉の世界
会場となる半田赤レンガ建物は、新美南吉が生きた時代の記憶と重なる近代産業遺産。周辺には南吉の作品ゆかりの場所である住吉神社や大道、宮池なども点在しており、街歩きと合わせて南吉の世界を体感できます。館内の常設展示では建物の歴史や文化的背景も紹介されており、企画展と合わせて半田の魅力を深く知ることができます。
「新美南吉の⾔葉と⾵景2025」企画展概要
会 期:7/30(⽔)〜10/13(⽉・祝)/ 10:00〜17:00
会 場:半⽥⾚レンガ建物
(名鉄河和線「住吉町駅」徒歩5分、JR武豊線「半⽥駅」徒歩15分)
⼊場料:400円(⾚レンガ建物常設展セットで 500円)
公式HP:半⽥⾚レンガ建物 https://handa-akarenga.com/
ワークショップ予約:https://gonnookurimono.stores.jp/
※掲載情報は公開日時点のものとなります。