【ごはん暦】ようやく到来した秋の気配 しっかり食べて元気をチャージ〈2025.秋号〉_PR

四季折々の表情が彩る日本には、伝統に培われた食文化や新しい技術によって生まれる味わいが各地にあふれています。「ごはん暦」は、国産の安心と安全性で大切に作られた日本各地のおいしいに隠された物語を紹介します。

目次

やさしい甘さで料理をおいしく。
北海道の大地が育むてんさい糖

 北海道の大地で育つ「てん菜」から生まれたてんさい糖。琥珀色の輝きとともに、まろやかで深みのある甘さが広がります。

 料理研究家の山本理江さんは、日々のレシピ作りにてんさい糖を生かしています。「甘味が上品で独特の風味があるので、料理はもちろんスイーツに使うことでコクがアップします」と話します。秋になるとおいしくなるサツマ芋で作るスイートポテトにもてんさい糖を加えることで、さらっとした上品な甘さがサツマ芋のおいしさを引き出します。原料のてん菜由来のオリゴ糖を5%以上含み、ミネラルも大切にしてホクレンのてんさい糖は作られています。日々のヘルシーな食生活にもてんさい糖を取り入れてみませんか。

コクのある上品な甘みで料理を問わず用途が広がるホクレンのてんさい糖

山本理江さんのてんさい糖レシピ 
コクのある甘みが広がる「スイートポテト」

素材のおいしさを生かし、上品な甘さを引き立てるてんさい糖で作るスイートポテト

材料(6個分)

サツマ芋       正味300g
てんさい糖      50g
無塩バター      30g
牛乳         大さじ1-2
卵黄(ツヤ出し用)   適量

作り方

①サツマ芋は厚めに皮をむいて一口大に切り、5分ほど水にさらしてからザルに上げる。
②鍋に①を入れ、かぶるくらいの水を入れて火にかけ、沸騰したら中火で10-15分柔らかくなるまでゆでる。
③②をザル上げて湯を切り、再び鍋に戻して水分を飛ばす。すぐにマッシャーでつぶし、 てんさい糖とバターを入れ、弱火でよく混ぜ合わせる。
④牛乳を少しずつ入れ、滑らかになったらバットに移して粗熱を取る。
⑤6等分にして俵型に成形し、天板にオーブンシートを敷いて並べ、ハケで卵⻩を塗り、 230℃に熱したオーブンで10-15分焼く。

ゆでたサツマ芋がアツアツのうちにバターとてんさい糖を加えることでほくほくの仕上がり
「スイーツだけじゃなく、日々の料理に使えば上品な甘さとコクが生まれます」と話す山本さん

山本 理江(やまもと まさえ)さん
管理栄養士・フードコーディネーター、料理家として栄養指導やレシピ、商品開発など食に関する分野で活躍。岐阜県地域プランナー。料理教室「健康栄養cooking」を主催。
Instagramのアカウント:@masae.yamamoto421

てんさい糖のお問い合わせ

ホクレン農業協同組合連合会
TEL:0120-10-3190
詳しくはこちら:https://www.tensaito.com/

            ホクレンの「てんさい糖」公式Instagramはこちらから ▶▶

三州三河みりん 
素材のおいしさ封じ込めて。みりん効果で魚がふっくら 

 秋の気配を感じると、途端に食欲が湧き立つような気分になります。山の幸や海の幸も豊富に出回る秋。しっかりと食べて夏に疲れた体を癒やしましょう。 三州三河みりんは、素材のすべてが米由来。もち米、麹と香り豊かな焼酎だけを使った伝統醸造で造られたみりんは、食材に浸透しやすく、素材を引き立てて、おいしさを逃さず包み込みます。

 料理研究家のワタナべマキさんの秋のレシピは旬の生ザケを使ったみりんのマリネ。さっぱり味の体を優しく労わる飾らないおかずですが、目にも鮮やかな秋の彩りです。「魚特有のにおいをみりんが和らげ、上品な甘みを感じられるマリネです」とワタナべさん。複雑で香り豊かなタレが素材を際立たせるシンプルで丁寧に仕上げたみりん使い。ひと工夫でいつもの秋の食材も違った表情で楽しめそうです。

ワタナベマキさんの三州三河みりんレシピ
「サケときのこの塩みりんマリネ」

材料(2人分)

三州三河みりん          大さじ3
生ザケ            2切
シメジ            1/2袋
エリンギ           2本
生シイタケ          2枚
すだち(スライス)       1個分
ごま油            小さじ1
片栗粉            小さじ1
白いりごま          少々

A
ショウガすりおろし      1片分
すだち果汁          2個分
しょうゆ           大さじ1
塩              小さじ1/4          
だし汁            100ml

作り方

①サケはウロコを除き、表面の水気をふき3、4等分に切る。
②①にみりん大さじ1をもみ込み、塩(分量外)をなじませる。
③みりん大さじ2は、耐熱ボウルに入れ、ラップをせずに電子レンジで 1分加熱してアルコールを飛ばし、Aと合わせる。
④シメジは石づきを除いてほぐし、エリンギは縦に3、4等分に割く。生シイタケは石づきを除き、4等分に切る。
⑤②のサケに片栗粉をふり、ごま油を入れて中火で熱したフライパンで表面に焼き目がつくまで焼く。
⑥④を加え、さっと炒めてふたをして弱めの中火で 4 分蒸し焼きにする。
⑦軽く汁気を切って、③につけてなじませ、すだちのスライスと白いりごまを加える。

下味のみりんでサケ特有のにおいが和らぐ効果も
日々のレシピに三州三河みりんの自然な甘さを生かすワタナベさん

ワタナベ マキさん
料理研究家。旬の食材を使い祖母から教わった料理に現代らしさをプラスし、シンプルで丁寧な料理を心がけている。テレビ、雑誌、書籍、イベントなど多方面で活躍する一方、高校生の息子の母としても多忙な日々を送る。最新刊は『日本の一年、節目の一皿: 二十四節気七十二候+行事いろいろ」(小学館)

料理をワンランクアップさせる調味料「三州三河みりん」
じっくり醸造してもち米のうまみを引き出す伝統製法。豊かな香りと芳醇な甘みがたっぷり
三河の風土の中でじっくり育まれる三州三河みりん

三州三河みりんのお問い合わせ

三州三河みりん 株式会社角谷文治郎商店
TEL:0566-41-0748
詳しくはこちら:https://mikawamirin.jp/

出来は上々!新米で囲む秋の食卓。
横手の「あきたこまち」と「サキホコレ」

 奥羽山脈水系に恵まれた「あきたこまち」の名産地、横手市。今年も良質な新米が収穫でき、自慢の米が全国へと届き始めています。

 昨年デビュー40年を迎えた「あきたこまち」は、秋田を代表するブランドとして成長を遂げていますが、4年前には香りや甘味を高めた最上位品種「サキホコレ」が誕生し、二大ブランドとして知名度を上げています。
 サキホコレ生産者協議会会長でJ A秋田ふるさと秋田ブランド米栽培研究会会長の柴田康孝さんは「7月にまったく雨が降らず、出穂期に圃場が渇水に直面し、非常に厳しい環境でしたが、なんとか収穫に漕ぎ着けました」と胸をなで下ろし「質は上々」と自慢の出来栄えを誇ります。JA秋田ふるさと営農経済部米穀課の高橋耕平さんは「生産者の努力で品質の高い米が穫れました。毎年異なる厳しい気象環境ですが、これからも一丸となって取り組みます」と話します。

食欲の秋、おいしい「あきたこまち」と「サキホコレ」の新米で食卓をにぎやかに囲んでみませんか。

収穫直前の横手市平鹿の圃場にて柴田会長(左)と高橋さん
「今年も出来は上々」と収穫された米を確認する柴田会長(左)と高橋さん
「秋田県横手市特別栽培米サキホコレ」
「横手のお米あきたこまち」

どちらもアピタ、ピアゴ、ドン・キホーテUNYで販売しています(一部取り扱いのない店舗があります)。

秋田の新米のお問い合わせ

JA全農あきた パールライス課
TEL:018-845-8000
詳しくはこちら:https//www.ak.zennho.or.jp/ak/product/rice

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