
愛知県豊橋市にある「豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)」。パーク内で暮らす動物たちやのびのびと育つ植物たちの日常、季節のイベントなど、パーク内の様子を「のんほいの窓」から定期発信します!
2025年2月末、“なかよし牧場”に新しい仲間が加わりました。道産子(北海道和種)のひなつ(メス・7歳)です。人懐っこい性格で、鼻をブルブル鳴らして飼育員に「構って!」とアピールする姿が印象的。まだ自販機の音や旗のはためく音に驚くこともありますが、他のウマたちとも徐々に打ち解けています。
ここでは、ひなつを迎えた“なかよし牧場”の個性豊かな仲間たちをご紹介します。
個性あふれるウマたちが暮らす“なかよし牧場”

“なかよし牧場”では現在、道産子を含め3種類のウマとロバが暮らしています。群れのリーダーは、濃い茶褐色の毛並みを持つ、食いしん坊で力持ちな木曽馬のクルミ(メス・22歳)。かつては武将の騎馬や農耕、交通運輸に活躍した木曽馬は、足腰が強く蹄が丈夫で山道を歩くのに適しています。
ミニチュアホースは母娘2頭。母親のチー(メス・20歳・黒色)は少し怖がりで、クルミの近くにいることが多い一方、娘のミー(メス・12歳・褐色)はやんちゃな性格で、リーダーのクルミにも遠慮なくちょっかいをかけることも。それぞれの個性が垣間見える瞬間を探してみてはいかがでしょうか。
なかよく暮らすロバファミリー
ウマたちと一緒に過ごすロバは3頭。食欲旺盛で鼻先が白い母親のロン(メス・24歳)、砂浴びが大好きで鼻先が真っ黒な娘のコロン(メス・14歳)、そして3頭の中で一番よく鳴く父親のチョビン(オス・34歳)です。餌の時間になると、特にロンが柵から顔を出して待っている姿が見られます。チョビンは高齢のため、見られないことがあります。
週末限定!ウマたちとの触れ合いプログラム
週末や祝日には、ウマたちとの触れ合いを楽しめる特別プログラムを開催しています。「ウマのなかよし教室」では、間近でウマたちの魅力を感じることができます。また、「エサやり体験」はウマたちの食事の様子を観察できる貴重な機会。可愛らしい表情や仕草に、きっと心が癒やされることでしょう。
■「ウマのなかよし教室」
開催日:土・日曜、祝日
時間:1日4回(11:00/11:25/13:20/13:45)
参加費:300円(1組)
参加人数:整理券1枚につき2名
整理券:開催日の9:00から「ウマのなかよし教室」の看板前で配布
※なくなり次第終了
■「ウマのエサやり体験」
開催日:土・日曜
時間:14:30 定員:限定15組、先着順
にぎやかになった“なかよし牧場”へ行こう!
春から初夏へと移りゆく5月。木々の緑が美しく、動物たちにも過ごしやすい季節となりました。新入りのひなつを含め、魅力あふれるウマたちが暮らす“なかよし牧場”では、日々新しい発見があります。リーダーのクルミに寄り添うチーの姿、やんちゃなミーの愉快な行動、ロバたちののどかな暮らしぶり。ゆったりと流れる時間の中で、それぞれの魅力を発見しに、“なかよし牧場”へ会いに行ってみませんか。
豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)
公式HPはこちらhttps://www.nonhoi.jp/
※イベントの詳細は、公式HPでご確認ください。
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