チンパンジーの子ども「ムク」成長中!のんほいの窓【2026年2月号】群れに広がる新たな絆

愛知県豊橋市にある「豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)」。パーク内で暮らす動物たちやのびのびと育つ植物たちの日常や季節のイベントなど、パーク内の様子を「のんほいの窓」から定期発信します!

今回は、チンパンジーの子ども「ムク」の成長に焦点を当て、その愛らしい姿と、ムクの誕生が群れにもたらした変化についてご紹介します。新しい仲間が加わり、ますますにぎやかになったチンパンジーたちの様子を、ぜひご覧ください。

目次

チンパンジーの子ども「ムク」誕生!愛らしい姿に会えるかも?

スミレ、アンナと仲良く抱き合うマルタと、マルタの腕の中で過ごすムク。寒い日はギュッと抱き合うチンパンジーの群れの姿も。

のんほいパークでは、2025年9月11日にチンパンジーのオスの赤ちゃんが誕生しました。名前は「ムク」。木槿(むくげ)の花が咲く季節に生まれたことから名付けられました。母親は38歳のマルタで、落ち着いた様子で子育てをしています。

ムクは、日曜日には午前中、屋内外いずれかの放飼場で観察できます。平日は午前中に屋外、午後は室内で過ごすことが多く、見られるチンパンジーはムク、マルタ、ルイ、ファンといった子ども中心の構成の日もあれば、ムク、マルタ、ルイ、スミレ、アンナといったメス中心の構成の日もあります。体調や天候によって場所や時間が変更になる場合があるため、屋外放飼場前のホワイトボードで最新情報をご確認ください。

最近では、母親にしっかりと抱かれているだけでなく、自分の足で地面に立とうとするしぐさも見せるようになり、ムクの成長の早さを感じます。

チンパンジーの社会性と赤ちゃんの成長

チンパンジーは、人間と同じように強い社会性を持つ動物です。赤ちゃんは、長い時間を母親に抱かれて育ち、安心できる環境の中で仲間の声や表情、行動を観察したり、関係を築いたりしながら、チンパンジーとして必要なことを学んで成長していきます。

「ムク」の誕生が群れに変化をもたらす

授乳中の姿を見られるのも今だけ。母親にしっかり守られている姿もまたいとおしく、母と子の強い絆を見ることができる。

ムクの誕生は、チンパンジーの群れ全体にも大きな変化をもたらしました。人工哺育で育った4歳のファン(オス)は、これまでムクの母親であるマルタを少し怖がり、同じ空間にいても距離を取っていました。しかし、ムクへの強い好奇心から、マルタに少しずつ近づけるようになったのです。ムクの存在が、ファンとマルタの距離を縮めるきっかけとなりました。

また、ムクのお兄さんである7歳のルイも、ファンの成長に欠かせない存在です。ルイは青年期に入り、動きが活発になってくる時期。ファンはルイとの追いかけっこや取っ組み合いの遊びを通して、力加減や相手との関わり方を学んでいます。これは、チンパンジー社会において非常に大切な学習です。 ムクの存在は、チンパンジーそれぞれに良い影響を与え、群れのつながりをより強くしています。ムクの成長とともに、群れの新しい関係性が少しずつ形作られていくのです。今後の群れの成長が楽しみですね。

「ムク」の成長と群れの未来に期待

チンパンジーの赤ちゃんムクの誕生は、のんほいパークにとって喜ばしい出来事です。ムクの愛らしい成長の姿を見られるだけでなく、その存在によって群れ全体がより強い絆を育んでいく様子を観察できるのは貴重な機会でしょう。ぜひ、のんほいパークに訪れてムクの成長を見守り、チンパンジーたちの群れのつながりを感じてみてください。

豊橋総合動植物公園(のんほいパーク) 公式HPはこちら
https://www.nonhoi.jp/


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