東海さすらい旅日記【名古屋市熱田区】熱田神宮・神話の森と新しい長屋的商業空間

 神話の森とも呼ばれる熱田神宮へ。昔、よくテレビCMで聞いた宇崎竜童さんが歌う♪神話の森には~♪というメロディーが頭に浮かぶ。

 歴史の重みを感じる鳥居をくぐり、神話の森を歩く。覆い茂る木々の雰囲気がまさにその世界観。

 手水舎で清め、各地の酒樽の前を通ると、樹齢千年以上という大楠。境内には7本の大楠があるという。ずっとこの森を見守ってきた楠たち。

 いくつかの鳥居をくぐり、本宮でお参り。

神楽殿、六末社、宝物館など、神宮のお参りと森の散策をのんびりと。

 その熱田神宮の最寄駅のひとつである名鉄・神宮前の駅前に新しく誕生した観光商業施設にも立ち寄った。施設名は「あつたnagAya(ながや)」。一文字だけAを大文字にした意図が何かあるのだろうけど、デザイン的なアクセントの意味も気になる。

 神宮前駅の目の前に木造平屋建ての長屋風3棟の建物が並ぶ。名古屋ならではの飲食店や土産物などの物販店。日常的な生活客も利用するだろうけども、熱田神宮への参拝帰りらしき観光客が目立つ。

 建物は優しい木造空間が展開され、屋根も熱田神宮の社に合わせたデザインで神宮との一体感を生み出す。

 夕暮れになると柔らかなライトが灯り、雰囲気を醸し出す。熱田神宮詣での際には立寄りたい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

愛知県豊橋市生まれ。
出版社、シンクタンク勤務を経て、現在は一般社団法人ほの国東三河観光ビューローのマーケティングディレクター。旅人総研代表。愛知大学地域政策学部非常勤講師(観光まちづくり論)。
東海地方を中心に、地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。生まれ育った愛知県東三河に腰を据え、地元活性のために奔走する。また、旅人総研代表として、講演やフォトラベライター(旅するカメラマンライター)などの個人活動も実施。旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

目次