東海さすらい旅日記【愛知県東三河】ほっとする東三河、奥三河・涼感の旅

 猛暑続きの8月。どこへ行っても暑い夏。せめてもの涼感を求めて奥三河へ。山、森、高原、川、滝、渓流が醸し出す涼し気な風景。もちろん、標高が高い分、幾分かは涼しい。春夏秋冬、奥三河の風景は癒してくれる。ほっとする四季彩ふるさと”東三河“、奥三河・夏の涼感風景。

 東栄町には奥三河のナイアガラと言われる「蔦の淵」。上から見ても下から見ても、その雄大さには見惚れる。水の流れと水の落ちる音、ずっといても飽きない風景。

 東栄町には自然が創り出したポットホールがある。「釜淵」と「煮え淵」の2つも蔦の淵と並んで訪れたい川の癒し風景。

 豪快な流れが魅力の風景もあれば、同じ川でも優しく静かな清流エリアもある。夏期間限定の「大千瀬てらす」。自然と戯れる子どもたち、大人たち。家族の笑顔が見える。

 設楽町と新城市にも同じく森に囲まれたなかで川遊びができる涼感スポットがある。設楽町は、寒狭川の八雲苑。新城市は愛知県民の森。奥三河の川を囲む森の風景がいい。

 愛知のてっぺん、豊根村の茶臼山高原。てっぺんはやはり少し涼しい。リフトに乗って頂上へ行けば、360°広がるパノラマ風景。夏はサンパチェンスの花模様が心の涼感をくれる。

 設楽町駒ヶ原高原も実際に涼しいエリア。車を降りると、その違いを肌で感じる。駒ヶ原高原には、今年グランドオープンしたばかりの「星庭 駒ヶ原ガーデンビレッジ」。入場無料の高原のガーデン。ちょっと涼し気な夏の散策に相応しい。お隣には、その前から開業しているカフェ「遊べる花屋」。合わせて高原の癒し時間を過ごせるのがいい。

 愛知県で夏の涼感を求めるなら、東三河北部の奥三河へ。少なくとも暑苦しさは忘れるだろう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

愛知県豊橋市生まれ。
出版社、シンクタンク勤務を経て、現在は一般社団法人ほの国東三河観光ビューローのマーケティングディレクター。旅人総研代表。愛知大学地域政策学部非常勤講師(観光まちづくり論)。
東海地方を中心に、地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。生まれ育った愛知県東三河に腰を据え、地元活性のために奔走する。また、旅人総研代表として、講演やフォトラベライター(旅するカメラマンライター)などの個人活動も実施。旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

目次