東海さすらい旅日記【愛知県豊川市】夜空にミュージック花火~とよかわ輝まつり

 愛知県東三河の夏。手筒花火発祥の地と言われる豊橋をはじめ、毎週のようにどこかで花火が夜空を彩る。神社へ奉納する歴史ある祭事もあれば、川べりや学校や広場などでの市民向けもあれば、エンターテインメント性の高いイベントもある。それぞれ様々なスタイルがあり、それぞれに魅力がある。

 豊川市の「とよかわ輝まつり」は、一昨年から始まった新たな花火エンターテインメント。東三河最大級のミュージック花火を謳い文句に、華やかな花火ショーが繰り広げられた。

 開演前から多くの市民が集う。キッチンカーなどが集まる飲食ゾーンも魅力ある店が集い、これだけを目的でも十分楽しめそうだ。

 有料席がある公園隣の陸上競技場は無料席ゾーンとして解放され、より多くの市民が楽しめるようになっている。より多くの人へという配慮だろう。有料席は余裕ある配置で、席のグレードに関係なく、どの席からも満足いく花火鑑賞が楽しめる。

 6時半。まだ明るさの残る夕暮れの中、一夜限りの花火エンターテインメントショーが始まった。残暑厳しい昼とはうって変わって、涼しい風が気持ちいい。

 会場にはステージがあり、和太鼓演奏やオーケストラによるライブパフォーマンス、そして地元出身の人気DJのMCによる進行がイベントを盛り上げる。

 そしてメインの花火が打ち上がる。手筒花火放揚と打ち上げ花火が交互に披露され、飽きさせない。

 最後は圧巻のフィナーレ。ミュージック花火は他でも見ることはあるが、本格的なオーケストラの生演奏の下で花火が打ち上がるのを見るのは初めての経験。素晴らしいフィナーレに酔いしれながら家路へ。この余韻は、ここに集まった人たちの心に残り、僕と同じようにまた来年もと思っているだろう。

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この記事を書いた人

愛知県豊橋市生まれ。
出版社、シンクタンク勤務を経て、現在は一般社団法人ほの国東三河観光ビューローのマーケティングディレクター。旅人総研代表。愛知大学地域政策学部非常勤講師(観光まちづくり論)。
東海地方を中心に、地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。生まれ育った愛知県東三河に腰を据え、地元活性のために奔走する。また、旅人総研代表として、講演やフォトラベライター(旅するカメラマンライター)などの個人活動も実施。旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

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